離乳食の進め方。遅いスタートの場合、どうするのが正解?

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離乳食を食べる赤ちゃん 離乳食

離乳食の進め方、悩みますよね。

「マネするだけでOK!」なレシピ本もありますが、5ヶ月開始を前提に書かれているので、

遅めに始めた場合、そのままマネできないし…。

私も実質7ヶ月ごろから始めたので、レシピ本をうまく活かせず、しんどい思いをしました。

後になって、育児書はあくまでも目安で、なんならその通りに進まなくても当然くらいのものだと知りました。

実際うちも、なかなか離乳食が進みませんでしたが、1歳の今は喜んでご飯を食べています。

この記事では、離乳食が辛かった過去の私に教えてあげたい…と思った情報をまとめています。

同じように困っている方はぜひ、気になるところから読んでみてくださいね。

食材の増やし方、育児書のカレンダーとずれてもいいの?

育児書などでは、離乳食の週数別に取り入れていい食材が書かれていたりします。

開始を遅らせた場合、取り入れる時期が育児書の月齢とずれることになります。

目安よりも遅く始めることでアレルギーが出やすくなったりしないか?気になる方もいるのではないでしょうか。

問題なし。赤ちゃんのペースに合わせることが大切

育児書に書かれている時期と多少ずれても、心配はいりません。

食物アレルギー予防の研究では、ある食品を1歳まで食べなかった子にアレルギーが多かったそうです。

そのため、1、2ヶ月遅れても大きな影響はないと考えられます。

また、離乳食の週数以外にも目安があります。

例えば卵なら、豆腐や2〜3種類の野菜を食べられるようになったら試してみてもいいと書かれている本が多いです。

育児書通りでなくても大丈夫。赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくり進めましょう。

月齢に合わせて中期、後期…とステップアップすべき?

アイキャッチ

育児書などでは「⚪︎ヶ月〜△ヶ月は中期」というように書かれていることが多く、

遅めに始めた場合、その月齢から次の段階に進めていいのか悩みますよね。

調べたところ、赤ちゃんそれぞれの成長に合わせる、月齢は目安程度に考えるが正解のようです。

月齢は平均的なデータで、実際は個人差が大きい

母子衛生研究会によると、育児書に書かれている月齢は平均的なもので、実際は個人差が大きいのだそうです。

目安となる月齢を紹介しているのは、平均するとこの時期に食べられるようになる子が多いということからです。しかし、(中略)授乳の飲む量、離乳食を食べる量や進み具合はそれぞれ違うものだと思ってください。

公益社団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ(https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1717

厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)にも、「子どもの発育及び発達には個人差があるので、月齢はあくまでも目安」とあります。

きまま
きまま

月齢にこだわりすぎず、赤ちゃんのペースで進めるのがよさそうですね。

赤ちゃんの食べる様子を見て進めよう

月齢以外にも目安が書いてある本もありますが、判断がけっこう難しいんですよね。

私は「ある程度一人で座れるって、具体的に何分くらい?」「ごはん口の中でつぶして食べられてるのか分からん…」と悩んでいました笑

きまま
きまま

個人差が大きいので、幅を持たせた書き方にしているんだろうな〜と今は思います。

結局うちでは、食べるスピードが明らかに早くなったと感じたタイミングで、食べ慣れたと判断して次のステップへ進みました。

参考までにどう進めたか紹介します。

初期から中期へ

  • ペーストを口から垂らさなくなった頃、みじん切りを混ぜてみる
  • 嫌がったら一旦やめる(うちの子は最初ベッと出してました)
  • 食べるようになったら、みじん切りの量や種類を増やしていく

中期から後期へ

  • みじん切りやそぼろを食べるのが早くなってきた頃、大きめのものを試してみる
  • 食べにくそうならスプーンでつぶしたり細かくしたりする

後期から完了期へ

  • 軟飯を嫌がるようになったので、大人と同じご飯を出したら普通に食べた
  • おかずを噛まずに飲んでいるように見えたので、とろみの少ないものを試して噛むことを促した

ゆっくり進めた我が家の実例

我が家も遅めのスタートで、離乳食を始めたのは実質7ヶ月頃でした。

少食で心配していましたが、1歳になる頃にはしっかり食べる子になりました。

そんな我が家の歩みを紹介します。

遅めに始めたことを不安に思っているお母さんの参考になれば幸いです。

初期:5〜8ヶ月(実質7〜8ヶ月)

5ヶ月過ぎた頃に離乳食をあげてみましたが、全く食べませんでした(笑)

週に1回くらいトライするものの、拒否され続け、気づけば7ヶ月近くに…

そろそろまずいと思い、毎日ひと口だけでも食べさせるように。

8ヶ月頃、毎日の離乳食が定着してきたので、ようやく2回食に進めました。

この時期でも、食べる量は3口程度でした。

中期:9ヶ月〜10ヶ月半

ペースト状の食べ物に慣れてきたため、少しずつみじん切りを取り入れ始めました。

ほうれん草やにんじんがそのまま便に出ているのを見て不安になり、

ペーストに戻したりしながら進めました。

10ヶ月になる少し前に3回食にしましたが、硬さや細かさはまだ中期のままでした。

食べる量は、中期向けのベビーフード半分くらい。まだ少食でした。

後期:10ヶ月半〜11ヶ月

みじん切りやそぼろが食べられるようになったので、大きめに切ったものや少し硬めのものを少しずつ試していきました。

11ヶ月ごろになると食べる量がグッと増え、後期向けのベビーフードをぺろりと完食するように。

つかまり立ちやハイハイを始めた時期と重なるので、運動量が増えてお腹が空くようになったのかもしれません。

完了期:1歳〜

1歳になる頃には、大人と同じ硬さのご飯や柔らかめのハンバーグを食べられるようになっていました。

保育園の給食もおかわりするくらいで、食べなかった時期があるなんて嘘のようです。

手づかみが好きで、一口大に切ったものを出すと自分でぱくぱく食べます。

(お茶碗やスープにも手を突っ込むので、困りものでもあるのですが…)

まとめ:ゆっくりでも大丈夫。本人のペースがある

離乳食を遅めに始めた場合の進め方についてまとめました。

  • 育児書とずれていても、焦らずゆっくり進めてOK
  • 進みがゆっくりでも、途中で追いつく子もいるのであまり心配しなくていい
  • 月齢は目安程度に考える

育児書は迷ったとき、困ったときに頼りになりますが、「こうするべき」というものではありません。

お子さんの様子と育児書を比べて、落ち込まなくても大丈夫です。

育児書やネットの情報をうまく参考にしながら、楽しくゆったり進められればベストだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

育児のしんどさを少しでも減らせていたら嬉しいです。

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