離乳食はいつから始める?6ヶ月過ぎると遅い?【体験談あり】

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アイキャッチ 離乳食

赤ちゃんが5ヶ月を迎えると、そろそろ離乳食を始めましょう!と言われます。

でも、「食べ物に興味がなさそう」「あげてみたけど食べない」という状況だと、

まだ早いんじゃないか…と悩みますよね。

遅めに始めたほうが内臓や腸にいい、と聞いたことがある方もいるかもしれません。

実際いつ始めるのがベストなのでしょうか?

調べてみたところ、以下のことが分かりました。

  • 世界では6ヶ月で開始する国が多い(赤ちゃんの食べる準備が整う、母乳以外の栄養が必要になる時期)
  • これより遅く始めるメリットは、今のところ根拠はない

ただ私の経験から考えると、赤ちゃんが健康で食べたがらないのであれば、多少遅く始めてもいいのでは?と思います。

きまま
きまま

赤ちゃんが食べ物に無関心でも、焦らなくて大丈夫。

はじめは食べてくれなくても、成長とともに食べるようになることもあります!

この記事では、6ヶ月に始めるのがいいと言われる理由と、

なかなか食べず結局7ヶ月過ぎに開始した我が家の体験談を紹介しています。

離乳食の不安が減り、少し楽な気持ちで取り組めるはずですよ!

本記事は離乳食の開始時期に関する情報と体験談をまとめたもので、

このように進めるべき、と勧めるものではありません。

実際の進め方は、各ご家庭の考えや専門家の意見をもとにご判断ください。

「5〜6ヶ月で開始」と言われるのはなぜ?

よく「5〜6ヶ月で開始しましょう」と聞きますが、なぜなのでしょうか?

これには大きく2つの理由があるようです。

赤ちゃんの体の準備が整ってくる

離乳食を始めていい目安として、以下のことがよく言われています。

  • スプーンを口に入れても押し出さなくなる
  • 首が据わっている
  • 一人である程度座れる(支えれば座れる、5秒くらい座れる など)

これらの条件が揃うのが、だいたい5〜6ヶ月頃のようです。

エネルギーや栄養素が足りなくなってくる

完母の場合、特に鉄不足に注意

母乳のみで育てている場合、6ヶ月頃からエネルギーが足りなくなると言われています。

また、赤ちゃんが生まれ持った鉄分もこの頃には使い切ってしまいます。

母乳には鉄分がほとんど含まれないため、鉄不足の心配が出てきます。

完ミ、混合の場合は?

ミルク中心で育っている赤ちゃんについては、残念ながらあまり情報がありません。

育児用ミルクはたいてい鉄分が入っているので、完母ほど鉄不足の心配はない気がしますね。

エネルギーについてはどうでしょうか。

ミルクのパッケージにある目安量を見ると、6ヶ月ごろからは離乳食と併用する前提で書かれています。

このため、ミルクの量が目安量以下の赤ちゃんであれば、

食事を足してあげたほうがいいのかもしれません。

早め・遅めに始めるのは危険?

上記の理由もあり、ほとんどの本やサイトに5〜6ヶ月で始めるよう書かれていますが、

この時期を守らなかったらどうなるの?と気になりますよね。

そこで早めに始めた場合、遅めに始めた場合メリット・デメリットを調べました。

世界保健機関(WHO)によると、現時点の研究では以下のことが分かっているようです。

4ヶ月以前に始めると太りやすくなる

4ヶ月以下の月齢で始めた場合、幼児期の肥満リスクが上がることが

複数の研究で報告されています。

月齢が小さい赤ちゃんにとっては母乳やミルクが完全栄養食なので、

離乳食を摂ることで飲む量が減ると、かえって栄養が足りなくなる恐れもあるようです。

遅めに始める場合は、まだ研究が不十分

6ヶ月過ぎてから始める場合、子どもの発育や健康に大きな影響はない、というデータが多いようですが、まだ十分に研究されていないようです。

最近では、食品アレルギーを起こしやすくなる可能性が示唆されているので、

今後さらに研究が進むかもしれませんね。

反対に現時点では、栄養やエネルギー不足を上回るようなメリットも見つかっていないため、

6ヶ月から始めるのが望ましい、と考えられています。

この章はこちらのガイドラインを参考に作成しました。

「生後 6 ~ 23 か月の乳児および幼児の補完栄養に関する WHO ガイドライン」

WHO Guideline for complementary feeding of infants and young children 6-23 months of age
This guideline provides global, normative evidence-based recommendations on complementary feeding of infants and young c...

本記事の内容は世界保健機関(WHO)によって作成されたものではありません。

WHOは、この記事の内容や正確さについて責任を負いません。原英語版(上記リンクからダウンロード可能)を拘束力のある本物の版とします。

遅めに始めた体験談

とはいえ、6ヶ月を迎えた赤ちゃんがみんな喜んで離乳食を食べるかというと話が別。

食べ物に興味がなさそう、食べようとしない…というご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家も離乳食を全然食べず、毎日食べるようになったのは実質7ヶ月半頃でした。

進みの遅さに不安はありましたが、幸い問題なく育ち、今ではたくさん食べる子になりました。

参考までに、我が家の離乳食の歩みを紹介します。

8ヶ月頃までほとんど食べなかった

全然食べない離乳初期

スプーンやおすわりの条件を満たしたことを確認し、

5ヶ月ごろに離乳食をあげてみたところ、まあ食べない!!

食材を替えてもダメ、飲み慣れたミルクと混ぜてもダメ。

まだ早かったのかな〜と思い、週に1回くらい用意してはほぼ全部捨てる日々が続きます。

中期に進む頃になってもあまり変わらず

そうこうしているうちに7ヶ月を迎えてしまい、そろそろまずい…と焦る私。

8ヶ月頃にはなんとか1日1回の離乳食が定着しますが、食べる量は3口くらい(笑)

この頃子どもの健診があり、助産師さんにまだ1回食だと話すと

そろそろ2回食に、と食い気味に言われてしまいます。

プレッシャーを感じるとともに落ち込みましたが、身長体重は順調に増えており一安心。

10ヶ月頃ようやく積極的に

言われた通り2回食に進めて1ヶ月くらい経つと、少しずつ食べる量が増えてきました。

これまで一品しか用意できなかったのが、主菜と副菜に分けられるようになり、

食事らしい見た目に。

10ヶ月になる頃、食べる量は目安の半分くらいでしたが、

自分から手を伸ばしてきたりと興味を示すようになりました。

1歳になる頃には食べるの大好き

それからは成長とともに、どんどん食べるようになりました。

1歳過ぎの現在、保育園の給食をおかわりしたり、家でも手づかみでガツガツ食べたり

半年前が嘘のようです(笑)

食べる量が増えた時期は、今思えば、つかまり立ちやハイハイを始めた時期と重なります。

それまでは運動量が少なく、あまりお腹が空かなかったのかもしれません。

まとめ:マニュアル通りにいくとは限らない、それぞれのペースで

離乳食を始める時期について、参考になりそうな情報と実体験をご紹介しました。

離乳食は遅めに始めてもいいのか?まとめ
  • WHOや多くの国では、離乳食は6ヶ月に開始することが推奨されている
  • これより遅くなった場合、エネルギーや栄養が十分に取れない可能性がある
  • ただし個人差があると思われる(開始が遅くても、ちゃんと成長する子もいる)

我が家は開始が遅れても順調に育ったので、赤ちゃんそれぞれのペースがあるのかな、と思います。

一般論にとらわれすぎず、お子さんの様子を見ながら、ゆっくり進めてもいいのかもしれませんね。

身長が伸びない、体重が減るなど気になることがあれば、必ず専門家に相談しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

育児のしんどさを少しでも減らせていたら嬉しいです。

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