赤ちゃんがミルクを飲む量が、目安量と違うと心配になりますよね。
ですが、目安通りに飲む必要はなく、赤ちゃんにとって適量を飲めていればOKなんです。

そうは言っても、適量ってどうやったらわかるの?

赤ちゃんが元気なら、基本的には大丈夫!
具体的なサインは、この記事にまとめています。
- ミルクが足りているか判断する方法
- あまり飲まない場合の対策
- ミルクを飲みすぎているサイン
私も2人の子どもをミルクで育てましたが、飲む量が全然違いました。
これでいいのかと心配でしたが、ミルク量の見極めかたが分かってからは、安心して育児ができています。
ミルクの量が目安よりも少ない…

目安量を飲めていないと、栄養不足や脱水が心配になりますよね。
ですが、目安量未満でも問題ないことがほとんどです。
ミルク量が足りているか判断する方法を、
- 1日の総量が少ない場合
- 1回に飲む量が少ない場合
それぞれに分けて解説します。
1日の総量が少ない場合
1日の目安量に届かなくても、赤ちゃんが元気で、体重が増えていればOKです。(※1)
赤ちゃんの体重は、次のような施設ではかることができます。
- 小児科
- 産院の母乳外来
- 自治体の子育て支援サービス
体重をはかるだけでなく、助産師さんや小児科の先生に育児の不安を相談できるところもあります。

心配な場合は、お近くの施設を調べてみてください!
1回に飲む量が少ない場合
赤ちゃんが飲める量には個人差がある(※2)ので、
基本的に目安量より少なくても問題ではありません。
ただ、次の様子が見られるなら、もっとたくさん飲める可能性があります。
飲む勢いが弱い
あまりお腹が空いていないのかも
授乳間隔を少し長く取ってみてください。
ぐずる、泣く=空腹とは限らないので、あやして様子を見てみるのもおすすめです。
途中で飲むのをやめてしまう
哺乳瓶の乳首を変えてみて
乳首のサイズが小さいとミルクの出る量が少ないので、お腹いっぱいになる前に飲み疲れてしまうことがあります。
月齢に合ったサイズに変更すると、赤ちゃんが飲みやすくなるので、飲む量が増えるかもしれません。

サイズは哺乳瓶の種類によって異なりますが、
3ヶ月頃にサイズアップするものが多いです。
飲み終わった後、すぐにミルクを欲しがる
ミルクの量を増やしてみては
ミルクを飲み切っているのであれば、調乳量が少ないのかもしれません。
赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ(20ml〜)増やしてみてください。
【参考】
(※1)(※2)厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
ミルクの量が目安よりも多い!

基本的に、赤ちゃんが欲しがるだけ与えて大丈夫です。
目安はあくまで目安なので、それより多い子・少ない子がいるものです。
ただ、以下の様子が見られるなら、飲ませすぎているのかもしれません。
調乳量を少しずつ(20ml〜)変えて、赤ちゃんの様子を見てみてください。
まとめ:赤ちゃんにとって適量ならOK
ミルクの量が目安通りでない場合の対処法について紹介しました。
目安とあまりに差があると不安になりますが、
大人にも食が細い人とよく食べる人がいるように、赤ちゃんによって適量は違います。
赤ちゃんが元気なら、あまり心配しなくてもいいことがほとんどですよ。

気になるときはぜひ、
病院や育児支援サービスで相談してみてください!



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