完ミで育てていると、寝る前のミルクの“やめどき”に悩む方はとても多いです。

1歳になったけど、まだ寝る前はミルクを飲んでいる…

虫歯や依存が心配。
そろそろやめたほうがいいかな?

いつまで続けていいのか、正解が分からないですよね。
でも実は、寝る前のミルクには役割があります。
大切なのは“月齢”よりも、赤ちゃんの成長と生活リズム。
この記事では、寝る前のミルクについて気になることを、完ミ育児の実体験を交えながらわかりやすく解説します。
- 寝る前のミルクはいつまで続く?
- やめてもいいサイン
- 無理なく減らす方法
- 続けるメリット・デメリット
夜間授乳や卒ミ(ミルク卒業)についても触れているので、ぜひチェックしてください。
寝る前のミルクはいつまでが目安?

寝る前のミルクは、一般的に1歳前後をひとつの目安に考える方が多いです。
1歳前後がひとつの区切りと言われる理由
1歳頃になると、成長に伴い
- 1日3回の食事が定着し、栄養の中心が食事へ移る
- 胃の容量が増えて、夜間に空腹で起きにくくなる
- 生活リズムが安定してくる
といった変化があるためです。
ただし、「1歳=必ずやめる」ではありません。
1歳以降も続くケースはある?
あります。例えば、
- 食事量が少ない
- 体が小さめ
こうした場合は、無理にやめなくても問題ないことが多いです。
「いつまで」は個人差が大きい
大切なのは「月齢」よりも、成長と生活リズムのバランスです。
「もう◯ヶ月だから…」と焦りすぎず、赤ちゃんの様子を見て決められるといいですね。

うちの子もミルク大好きでしたが、自然に卒業できました!
寝る前のミルクをやめてもいいサイン

赤ちゃんが自然にやめるのを待っても大丈夫ですが、
次のような様子があれば、卒業を検討してもよいタイミングです。
すべて当てはまらなくてもOK。
2〜3個当てはまれば、赤ちゃんの体は卒業の準備が整ってきています。
食事量が安定している
1日3回の食事(+補食)を、月齢の目安量程度食べられていると安心。
目安量に届いていなくても、体重が増えていればあまり心配はいりません。
体重が順調に増えている
成長曲線に沿って増えていれば、栄養面の心配は少なめです。
ミルクなしでも寝られる日がある
たまたま飲まずに寝た日があるなら、やめられる可能性があります。
寝る前のミルクが「空腹対策」ではなく、「習慣」に近いサインです。
夜中に起きなくなっている
昼夜の生活リズムがしっかりしてきた証拠です。
寝る前のミルクをやめる3ステップ【体験談あり】

ここでは、寝る前のミルクをやめるための具体的な3ステップを解説。
- ミルク以外の寝かしつけに移行する
- 様子を見ながらミルクを減らす
- コップ・ストローへ移行
完ミだった長女が卒業するまでの流れも書いたので、よければ参考にしてください。
①ミルク以外の寝かしつけに移行する
「ミルクを飲んだあと、すぐ消灯」が習慣になっていると、やめるのが難しくなりがち。
ミルクと消灯の間に、
- 歯磨き
- 絵本
- 歌
など、他のルーティンを定着させましょう(※1)。
お気に入りのぬいぐるみや、ブランケットと一緒に寝るのもおすすめ。
“ミルク=安心”を、ほかの手段に変えるのがポイントです。
②様子を見ながらミルクを減らす
新しい寝かしつけでスムーズに眠れるようになったら、寝る前のミルクを減らしていきます。
他の飲み物に変えてみる
まずはお茶や水など、ミルク以外の飲み物で満足するか試してみてください。
喉が渇いているだけの場合、案外すんなり受け入れてくれることも。
ミルクを欲しがる場合
ミルクじゃないと満足しない場合は、少しずつ量を減らしてみます。
例
- 200ml → 160ml(3日)
- 160ml → 120ml(3日)
- 120ml → 80ml → 終了
上記の例では40mlずつ、3日置きに減らしていますが、
心配な場合は20mlずつにしたり、5日置きなど期間を長く取ってもOK。
③コップ・ストローへ移行
哺乳瓶のままだと習慣化しやすいです。
コップに変えるだけで、自然に減ることもあります。
「哺乳瓶でミルク」以外の水分補給がまだできない場合は、コップやストローの練習をしておくと卒業がスムーズになります。
具体的な練習方法は→こちら
わが家の寝る前ミルク卒業体験談
完ミで育ったうちの長女。
昼間のミルクは1歳でなくなりましたが、寝る前のミルクは1歳5ヶ月頃まで続きました。
本人が自然に卒業するのを待った形です。
1歳2ヶ月:寝る前ミルクの頻度が減る
食事量がぐっと増え、「食べ過ぎでは?」と心配に。
試しに寝る前のミルクを出さなかったら、意外にもすんなり就寝。
以降は、欲しがった日だけ出すように。
欲しがる日も徐々に減っていきました。
1歳5ヶ月:ミルク拒否
体調を崩してご飯をあまり食べなかった日があり、ミルクを渡したら飲まず。
寝る前のミルクを完全に卒業しました。
寝る前のミルクを続けるメリット・デメリット

「続けるか?」「やめるか?」で悩んだときは、メリット・デメリットを踏まえて考えることも大切。
そこで、寝る前のミルクを続けるメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- 寝つきがよくなる
赤ちゃんが安心しやすいので、寝かしつけの時間が短く済むことが多いです。
デメリット
- 虫歯リスク
- 夜間覚醒につながることも
- 長く続けると習慣化しやすい
特に気をつけたいのは、飲んですぐ寝落ちするケース。
歯が生えている場合は、飲んだ後に歯を拭くなどのケアを意識しましょう。
寝る前ミルクのよくある悩みQ&A

Q. やめたら夜通し寝るようになる?
A. 個人差があります
すぐ変わる子もいれば、一時的に夜泣きが増える子もいます。
寝る前のミルクと同時に、夜中の授乳をどうするか悩む方も多いですよね。
夜中のミルクのやめ方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
Q. 1歳半でも続けていい?
A. 食事量や発育、虫歯に注意を
1歳半は、栄養の中心がミルクから食事に移る時期(※)。
ミルクで栄養を摂りすぎていると、離乳が進みにくいことも。
次の様子がみられる場合は、卒業を目指すことをおすすめします。
哺乳瓶を使っている場合は、虫歯や歯並びなどが心配になってきます。
なるべくコップで飲ませるようにしましょう。
Q. フォローアップミルクに変えるべき?
A. 育児用ミルクのほうがやめやすい
フォロミはかえって執着を強くしてしまう場合があります。
栄養面でも、育児用ミルクから切り替える必要はありません。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
Q. 牛乳に切り替えるタイミングは?
A. 1歳以降は飲ませてOK
牛乳には鉄分がほとんど含まれていない(※2)ので、ほかの食べ物で鉄を補うようにして。
0歳代で育児用ミルクを牛乳に切り替えるのは、貧血のリスクがあるため避けましょう(※3)。
Q. 寝る前ミルクがやめられないのは依存?
A. 依存ではなく“安心ルーティン”
依存というほど深刻な状態ではなく、「ミルク・哺乳瓶=安心」になっていることがほとんど。
ほかの方法で安心を得られるようになると、すんなりやめられる場合も。
Q. 卒ミとの関係は?
寝る前のミルクをやめることは、いわゆる“卒ミ”の第一歩になります。
ミルク卒業の進め方やタイミングについては、こちらで詳しく解説しています。
【参考】
(※1)愛波文;眠井アヒル(絵);三池輝久(監修)『マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』主婦の友社, 2021
(※2)相川晴『赤ちゃんのための補完食入門』彩図社,2021
(※3)厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)』https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
まとめ|焦らなくても大丈夫
寝る前のミルクは「頑張らないとやめられないもの」ではなく、成長とともに自然に手放していくものです。
今はまだ必要でも、ずっとは続きません。
だからこそ、焦らなくて大丈夫です。






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